【税理士試験:法人税法】ボリュームへの耐性と組み立て方は仕事にも通じる


税理士試験科目シリーズ最後は、法人税法です。とにかくテキスト類が多くて、自習室にスーツケースを転がしてくる人もいるくらいです。

 

計算はできて当たり前

簿財を突破すると、多くの人は法人税法か所得税法を選択すると思います。つまり、最初の税法になるわけです。

最初の税法でありながらいずれもボリュームは膨大で、勉強開始直後は、インプットに必死で勉強方法の確立もままならないかもしれません。

少なくとも私はそうでした。

しかし、そんな中でも計算パターンだけはしっかり押さえるようにしてはいました。理解ができなかったとしても機械的にです。

他の税法と同じく、計算が足を引っ張っては試験の土俵に上がれません。

直前期は、応用理論やその年特有の理論または柱挙げの練習に充てることになります。計算は基礎期に固めておくことが重要です。

 

理解は後からついてくる

大学時代に経験したインターンシップ先で言われた言葉です。

私は、大学時代に家庭教師のアルバイトをしていましたが、よくこの言葉を生徒に使っていたので、記憶に残っています。

家庭教師を利用する生徒は一般的に勉強を苦手とする子が多く、例えば、小学校の算数で□を使っていた(ex:2+□=3)ものが、中学校で急にxやyになる(ex:2+x=3)ことで壁を作ってしまいます。

しかし、正負の数や文字式も次の単元である方程式をやっていくと次第に慣れていき、スラスラ解けるようになっていくものです。

インターン先の事務所の方も、まずは指示されたことを素直に手を動かしてやってみることが重要で、経験を積んでいくことで理解が伴ってくるということを伝えたかったんだと思います。

法人税法の学習でも同じことが言えるでしょう。特に、働きながら勉強されている方にとっては経験と理解がリンクするタイミングが多くあるはずです。

 

法人税法の勉強は、税理士実務とは何たるかを教えてくれる

合格して、税理士法人に就職して思ったことは、法人税法の勉強は税理士実務に似ているということでした。

圧倒的なボリュームと対峙して、その中から期日までに終わるよう組み立てながら進めていく。そういう過程が似ています。

同時並行で他科目の学習もしていたら、マルチタスクの練習にもなるかもしれません。

加えて、法人税法は、実務で最も使用頻度の高い税法ですので、試験勉強で税法や基本通達を読み込んでおくことは実務に直結します。

あまりの量の多さに辟易する時もありますが、その先を見据えてもうひと踏ん張りできる人が合格するのかもしれません。

 

【編集後記】

独立のXデーを模索しています。

個人的に9割方決まっているのですが、足下の状況を見定めている今日この頃です。

詳細は触れませんが、このまま勤務を続けていくことへの疑問を感じる出来事もあったので。

 

【一日一新】

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