【税理士試験:財務諸表論】税法を見据えて、暗記の型をつくっておく。


財務諸表論は理論と計算が50点ずつあり、特に理論は税法への導入として位置付けるべきです。

 

理論暗記を軽視した1年目

1年目の受験は、簿記論とともに不合格となりましたが、敗因は暗記を軽視したことです。

本試験では、当時TACが未学習項目だったストックオプションが理論で出題されました。

レギュラー生は、試験の直前までインプットは続きます。

既存の学習項目をカバーできていれば、同じレギュラー生でも直前期に大原の問題集を確認して補完することも可能です。

実際に、初学者のレギュラー生でストックオプションを記述できて合格している人間もいました。

私は、直前期まで暗記の精度が低く、一通りの学習を終えてようやく暗記に着手したので後手に回っていました。

 

現行制度では逃れられない暗記

現行の試験制度に賛否両論はありますが、受験生の立場ではその枠内で全力を尽くすしかありません。

そのためには、暗記は避けて通れません。

十分な理解が伴えば暗記など必要ないかもしれませんが、例えば財務諸表論の場合、会計学を大学・大学院で専攻しない限り、「一般に公正妥当と認められる会計処理の基準」や「企業会計原則注解18の引当金の要件」などをさらっと書けるでしょうか。

1年間の短期間合格を目指す以上は、一定の理解をした上で暗記することが得策です。

ましてや、競争試験である以上、ほかの受験生が規定通りの文言で解答している中、自分の言葉で解答してある答案は変に目立ちます(採点講師のアルバイトもしていましたので、経験済みです)。

税理士試験で、目立つ必要はありません。上位10%に入っていればトップ合格でもギリギリ合格でも同じです。

 

いかに暗記するか自分の型を模索する

それでは、どう暗記するのが良いのでしょうか。

これは人それぞれ自分に合った方法があると思いますので、財務諸表論の学習中にある程度、暗記の型を模索しておくようにしましょう。

税法に進むと、財務諸表論のシステムカードとは比較にならない量の理論マスターを暗記する必要が出てきます。

暗記の方法としては、以下のものがあります。

①書いて覚える

②読んで覚える

③聞いて覚える

私の経験上、②→①のステップで学習している人が多かったように感じます。

私は、インプットに空で暗唱していって、答練等のタイミングで数回、書いてアウトプットできるか確認をしていました。2年目の直前期は、財務諸表論のシステムカードの暗唱を2時間程度で1回転していました。

初めから書いて覚えると、膨大な記述量になるので腱鞘炎になるリスクもありますし、TACから発売している公式のCDを買って聞いてみたりしましたが私には合いませんでした(聞いて覚える人は周りにもいませんでした)。

税法を見据えて、自分に合った理論暗記を確立して、直前期&税法学習を楽にしましょう。

 

【編集後記】

お中元のシーズンとなり、事務所にも沢山のお中元が届いています。

職員で分け合えるような物品を送っていただけたりして、特にビールは嬉しいですね!

 

【一日一新】

お中元のお礼状作成