納税を1か月延ばせる!確定申告には「振替納税」がおすすめ!


寒くなってくると思い出すのが、確定申告。

来年3月15日近くなってバタバタしないよう、少しづつ準備したいものです。

ところで、毎年申告している人も今年はじめての人も、「振替納税」ってご存知でしょうか。

今回は、税理士としておすすめしたい、振替納税の制度についてご紹介してみます。

おもな納税の方法まとめ

医療費控除などで還付を受けるとき以外は、納税をしなければなりません。

2017年11月現在、税金を納める方法には複数ありますが、主要な3つを挙げてみます。

納付手続 納付方法 必要なもの
クレジットカード納付 専用サイトから手続きをして納付 ・クレジットカード

・決済手数料

納付書での納付 金融機関等に納付書を持参して納付 ・納付書
振替納税による納付 口座引き落としによる納付 ・振替依頼書

(参考:国税庁ホームページ

納税の選択肢が広がった現在にあっては、納付書での納付は考えられません。

銀行などに行く時間、待たされる時間がもったいないです。

クレジットカード納付も場所を選ばずに納付ができるメリットはありますが、手数料が必要です。

そのため、確定申告の納税は「振替納税」を選ばれることをおすすめします。

 

振替納税をおすすめする理由

振替納税には、ほかの納付方法にくらべて大きいメリットがあります。

1.手続きは最初だけ!

振替納税は、最初に「口座振替依頼書」を提出すれば、それでOKです。

納付書での納付も、便利だと思われるクレジットカード納付も毎回の手続きが必要になる一方で、

振替納税は手続きをする必要はありません。放っておいても、納税が済んでいます。

ただし、残高確認だけはしておいてください。振替ができないと自分で納税することになります。

引越などで所轄税務署が変わる場合にも再度提出が必要なので、要注意です。

2.納付を先延ばしにできる!

納付書やクレジットカード納付の場合には、3月15日が申告期限であり、納付期限になります。

それが、振替納税を選択すれば、およそ1か月納付期限を先延ばしにすることができます。

これにより、納税のお金がない!なんて頭を悩ませることが少なくなるかもしれません。

平成29年分の所得税の振替日は、現時点では未定ですが、4月中旬~下旬になる見通しです。

3.申告し忘れた!…の時でもペナルティーなし?!

あってはならないことですが、申告書を提出し忘れることもあるかも…。

申告書が遅れたら、「無申告加算税」というペナルティーが上乗せされます。

そんなときでも振替納税の申請をしていれば、これを阻止できるかもしれません。

ただし、4月15日までに申告していて、その日までに納税も済ませていることなどが条件です。

 

振替納税の手続きをしてみよう

最後に、振替納税の手続きをするにはどうすればいいのか見ていきます。

まずは、「口座振替依頼書」の作成です。

国税庁HPからダウンロードするか、税務署などに置いてある「手引き」の中に用紙があります。

必要事項は、氏名・住所・金融機関名など難しいものはありません。銀行印をお忘れなく。

これを、ご自身の住所を管轄している税務署か引落口座の金融機関に提出するだけです。

どちらかに提出すれば、手続きを進めてくれるので税務署と金融機関の両方への提出は不要です。

ちなみに、2018年3月15日までに提出すれば、平成29年分の確定申告からすぐに使えます。

 

まとめ

今回は、所得税に限っての記事ですが、個人の消費税もこの制度を使えます。

3月は何かと忙しい時期です。

振替納税の手続きをしていれば、残高不足になっていない限りは、納付を忘れる心配もありません。

まだ手続きをされていないようでしたら、今回の確定申告から検討してみてはいかがでしょうか。

 

【編集後記】

少し前から、Youtubeでゲーム動画を見ることにハマっています。

特に、バイオハザード7は自分では絶対にできないですが、目が肥えてきました。

据え置きゲームをしなくなりましたが、疑似体験で十分満足できています。