遅々として進まない会計業界のIT化に先んじなければならない


会計業界では、まだまだIT化は進んでいないかもしれません。

クラウド、ペーパーレス、自動化・・・とハードは揃っていますが、ソフト側の問題ではないでしょうか。

 

FAXをいつまで使うのか

事業所であれば、たいてい複合機の一台はあると思います。

その中の機能のひとつにFAXがありますが、私の使用頻度はそう多くありません。

スキャンが一般的でなかった時代ならともかく、現在ではその利用価値を見出すことの方が難しいです。

しかし、会社にスキャンする機材がない、または、方法がわからないといったお客様の場合、FAXでの資料のやり取りを続けざるを得ない状況もあります。

資料が数枚であれば、スマートフォンでもPDF化できる時代ですので、業務改善の余地はあります。

 

ベンダーに踊らされている?

IT化と言いながら紙での出力を続け、何か分析をする際には、大量のプリントアウトとファイリングがまだまだ重要な仕事となっています。

一方で、AIやFinTechといった言葉が一般化するようになって久しいです。

会計事務所の仕事はAIに取って代わられ、業界はその影響を大きく受けることになると予想されています。

それに合わせるようにベンダー側も、矢継ぎ早に様々なツールを提供しています。

遅々として進まない会計業界のIT化を促進するために、レールを敷いているかのようです。

 

常識にとらわれることを止める

無料でできることの範囲は広がっています。

お客様との資料のやり取りひとつとっても、郵送やFAXではなく、スマートフォンでPDF化してメールやクラウドストレージへダイレクト保存すれば大容量のデータであっても瞬時に共有できます。

昨日できなかったことが、今日できるようになっているかもしれません。

仕事に追われているとおろそかになりますが、システムの情報のキャッチアップも仕事と同様に重要です。

 

【編集後記】

弥生株式会社の岡本浩一郎社長が、セミナーで「我々(筆者注:弥生㈱)も即座のIT化を促す片棒を担いでいるかもしれないが、そこまで急ぐ必要はない。」と仰っていました。

これだけ声高に叫んでも、なかなか打っても響かない業界人への警鐘にも感じました。

 

【一日一新】

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