税理士試験で無駄なプライドを育まないようにしよう


プライドに「育む」という単語が適切かどうかわかりませんが…。要は、偏屈な人間にならないようにしたいということです。

 

受験専念時に招く勘違い

受験に専念している方にとっては、働きながら受験されている方よりも精神的に波があると思います。

私はどちらも経験していますが、働きながらの受験生は仕事が忙しかったことを理由に勉強不足を正当化できます。

(ただし、これはただの言い訳であって、逃げに他なりませんが。。。)

一方で、受験専念の方は合格するために勉強しかしていないため、試験結果によりシビアになります。

答練などの結果にも一喜一憂するため、合格を目指して朝から晩まで自習室にこもって勉強することになります。

そうすると、次第に、「自分はこれだけ勉強している」「自分はすごいんだ」という自己創設のれんが貯まってくることがあります。

私も陥りかけましたが、会計事務所でアルバイトをしていたおかげで、伸びかけた鼻はすぐ折られていました。

 

TACや大原は業界の縮図。変に目立たないようにしよう。

「自己創設のれん」が貯まってきた人の特徴として、横柄な態度になったり、強い口調になったりします。

(藍染さんから、弱く見えるぞとツッコミが入りそうですね)

ご存知の通り、税理士試験を独学で突破することはほぼ不可能だと思います。であれば、専門学校に通学することなります。

そこで、真っ先に浮かぶのが双璧であるTACと大原です。ほとんどの方が両校のいずれかで合格するでしょう。

つまり、専門学校は業界の縮図になるのです。自習室で隣り合って勉強している方は同業者、または同僚にだってなる可能性があります。

変に目立ったりすることがないようにしましょう。

一度貼られたレッテルをはがすのは至難の業ですし、不用意に敵を作ることになりかねません。

 

お客さんから見たら同じ税理士

さて、試験勉強ばかりしていると、「自分はすごい」と勘違いし、試験組をもっと重用しろよ!と思ってしまいます。

かくいう私もそんな考えでした。しかし、実際はどうなのでしょう。

大学院免除の方でも、実務をバリバリこなし、税法を読みこなしている方もいます。

一方で、試験合格組でも、試験勉強で得た知識をアップデートせずに取り崩していたのでは陳腐化するばかりです。

税理士になったら、傍から見れば試験合格か免除かなんて知るすべがありません。

それよりもむしろ、お客さんの方を向いてバランス感覚を持って接することができるかどうかが大事だと思います。

士業には変な人が多い、と言われないように自分自身の襟も正していきます。

 

 

【編集後記】

今日8月8日から税理士試験が始まりましたね。初日受験の方はお疲れさまでした。

明日以降もまだ受験科目がある方は、初日の手ごたえがどうあれ、切り替えて次の科目に全力を尽くしてください。

世界陸上で男子100mの準決勝で惜敗したサニブラウン選手も以下のようにコメントしています。

「悔やむことは大会が終わってからいくらでも悔やめる。まだできるレースがあるので、そこに向けて行けたら」