「サラリーマン」という生き方。安定よりもむしろ危険かも。


サラリーマンって楽ですよね。

黙っていても給料がもらえますし、社会保障も手厚いものがあります。

今では、働き方の選択肢は増えました。

雇用形態が多様化するなかで、サラリーマンという生き方について考えてみました。

かくいう私もサラリーマン

税理士法人に勤務しているときは、朝9時にはきちんと出社して夜中の1~2時まで働く。

飲みに行っては、よく居酒屋で聞くような下世話な話で盛り上がるという毎日。

ただ、周りもそうだったので、疑問を感じることはありませんでした。

業界は忙しいと聞いていたし、「働く」ということはこういうことなんだと思っていました。

いまにして思うと、考えることを放棄していたのかもしれません。

 

「失われた20年」を生きる

右肩上がりで経済が成長し、努力した分だけの見返りがあった時代なんていうのは今は昔。

私と同世代の30歳前後の人たちは、物心ついた時から「不景気だ」と聞かされて育ちました。

デフレなんていう言葉は、すでに耳タコ。社会保障への信頼だって揺らいでいます。

現に、政府の要職に就いていた竹中平蔵氏もこんな風に言っています。

そもそも日本人は、社会保障に対して誤解をもっています。自分が90歳まで生きると思ったら、90歳まで生きる分のお金を自分で貯めておかないとダメなんですよ。

(中 略)今の日本の問題は、年を取ったら国が支えてくれると思い込んでいることです。そんなことあり得ないんですよ。

「みんなの介護HP」より引用

平均寿命は延びたけど、終身雇用も崩壊してそもそも会社は永続なんてしない。

新卒で入社した会社を定年まで勤めあげたら年金で老後はゆっくり、というストーリーを私たちはどうやら描けないようです。

 

サラリーマン優遇の時代も終焉?

最近は、働き方改革と言われるようになり、働き方の選択肢も広がりつつあります。

在宅勤務などの場所を選ばない、いわゆるノマドワーキングが認知されるようになりました。

2017年10月23日には、内閣府の政府税制調査会で、所得税についての議論がされたようです。

働き方が多様化する中で、会社員だけが厚遇されている「所得控除」は不公平だから、時代にあわせた見直しをしてみましょう、とのこと。

給与所得者なら等しく引かれる「給与所得控除」は、およそ給与の3割にあたります。

(ちなみに、サラリーマンが収入に占める経費の割合は4%であるとの試算を総務省は出しています。)

個人事業主の方にしてみれば、収入の3割を経費につけることって意外に難しいとお考えでしょう。

長く日本を支えていたサラリーマンは税制上も厚遇されていましたが、今後はわかりません。

 

サラリーマンも主体的に考える

サラリーマンを否定しているわけではありません。念のため。

ただ、私を含めて多くのサラリーマンは与えられる環境に慣れすぎているのかもしれません。

給与についても、権利についても。

こうしてブログをしていると、情報発信している人の多さに驚きます。

受け身になっていては世間の動きを右から左に流すだけになりがちですが、能動的に考えていればそうはなりません。

ブロガーの人はもちろんですが、サラリーマンの方も情報を咀嚼して、考えて、発信しています。

すぐ先の未来が想像できない競争社会だからこそ、そうした主体的な活動が重要という表れでしょう。

 

 

まとめ

サラリーマンは、会社が永続している限りは安定していますが、その前提は盤石なものではありません。

仮に倒産なんて憂き目にあったら、社長は負債を抱えますが、リスタートも簡単かもしれません。

それは主体的に経営をしてきた再現性があるからに他なりません。それでは、サラリーマンは?

与えられる環境を当然と思わずに、大事なのは主体的な意識を持つことです。

 

 

【編集後記】

子どもの名前を考えるときの画数って皆さんは重視しますか。

私は画数による運勢はあまり信用しない方ですが、あまりにも悪いと躊躇したり…。

そうかと思って、別の画数診断のサイトを見たらすごい良かったり…。なんじゃ、こりゃ!