開業への備忘録-下準備は入念に。まずはイメージする。


独立に向けた開業準備をしようと思うと、あれもこれもと思いを巡らします。

開業したらブログのタイトルから「開業準備」が外れ、個性を出すことが必要になりますし、

契約に当たっての契約書の内容やお客様へのサービスラインの設定などなど…

そこで、開業に向けて準備しなければならない(と考えている)項目について、考えてみました。

 

まずは、知ってもらうこと

一昔前は、「税理士事務所」の看板を出せば、ビルが建ったという話を聞いたことがあります。

なんともうらやましい話ではありますが、会計ソフトがない状態では、手書きの試算表を集計して

貸借を一致させることは神業だったのかもしれません。

そもそも、税理士という存在自体に希少価値があったとも考えられます。

しかし、今となっては、仕訳を入れさえすれば試算表は会計ソフトが自動で集計してくれます。

税理士報酬も一定の相場があり、ビルが建つようなものでは到底ありません。

大手の税理士法人で役職を長年にわたって務め、マーケットの規模を落とさずに鳴り物入りで独立しない限りは、前職の肩書がまったく通用しないのが通常の独立だと考えています。

それでも、知ってもらわなければなりません。

そのツールとして、私はこのブログを利用していますし、ホームページ(以下、「HP」)などの整備も必須です。

私が住んでいる地域で「●●(地名) 税理士」と検索すると、HPがなくMapionで住所が表示されるか、某全国会のテンプレートで作成されたHPがヒットします。

古くからの付き合いや紹介でやってこられた事務所はそうでも、新規参入していく場合にその牙城を崩すのに素手では難しいでしょう。

ブログやHP以外でも、銀行や商工会へのあいさつ等で手数を打っていくことを模索しています。

 

契約書はテンプレ?

お客様との合意が済んで、いざ契約となりました。

一般的に、税理士とお客様との間で「業務委託契約書」を交わすことになります。

会計事務所ごとに仕事のやり方など特色があるはずですから、契約書の文言も十人十色なはずです。

前職の税理士法人でも、他社と明らかに異なる独自の規定がありました。

一般的には、以下の項目をマストとして、その書きっぷりや独自の条項を追加するかどうかアレンジしていくことになるでしょう。

・業務の範囲

・契約期間

・報酬

・支払時期および支払方法

・資料等の提供と責任

税理士業務は法律行為ですし、決して小さくない金額をあつかいます。

業務にまつわるトラブルは、大小それに表面化しないものも含めると無数に存在しえます。

まずは「型」をしっかりとイメージしてから、自分の色を出すことが重要だと考えています。

完全なテンプレートを使用するのではなく、各条項ごとに明確な意思を持った契約書を作りたいと思っています。

 

なにが出来て、なにをしないのか明確にする

業務委託契約書の項目にもありますが、契約をしたら何をしてくれるのかがお客様にとって気になるところです。

それが顧問契約であろうが、決算のみや一時的なスポット契約であろうが、サービスラインを明確にすることは重要です。

最寄り駅の大通りを歩いていると、少し距離を空けて接骨院と名前がつく店舗が4つあります。

私のような素人であれば、一見するとサービスの違いがわかりません。

価格が安く気軽に行けたり、スポーツ治療専門ということで住み分けているようでもなさそうです。

これは、会計事務所も同じだと思っています。

どこに頼むべきか違いがわからない。

明確に差別化するためにも、クラウド会計専門としたり業種に特化するのもひとつの手段かなと考えています。

大企業は、その資本を武器に不特定多数の世界中のお客様をターゲットにすることが可能ですが、

小規模の事業者は、ごく一定の層に特化した商品を売らなければならないことは自明の理ですから。

 

まとめ

・知ってもらうために、あらゆる手を尽くす。そのためのツールのひとつがブログ

・トラブルを未然に防ぐには、業務委託契約書を作り込む

・サービスを具体化して、お客様に見える化する

まずは、お客様へアプローチするまでをまとめてみました。

これらを深堀して自分のキャラの上に乗っけることで、存在意義を出していくことを模索しています。

 

【編集後記】

3連休は静養したおかげで、子どもの風邪も落ち着きました。

近所を散歩しただけの連休でしたが、ゆっくり歩いているだけで季節を感じる良い時期です。

もうすぐ、31歳になるなぁ…。