就職ではなく就社していないか


私のひとつ上の学年では、人事部が学生に片膝をついて説明をするほどの超売り手市場だったと聞いたことがあります。

一方で、私のひとつ下の学年はリーマン・ショックにより氷河期に突入しました。

なかなか内定が出ないという状況では、内定をもらうことがひとつの目的になってしまいます。

 

何のために働くか

厚生労働省によると、2015年の日本の平均寿命は男性で80.75歳、女性になると86.99歳になるそうです。

18歳~22歳で仕事を始めて仮に65歳で退職すると考えると、43~47年が仕事をする期間となり、寿命の半分以上にわたって仕事をしていることになります。

そうであるならば、働くことの意味を「生活の糧のため」のみに見出すことはあまりに寂しいのではないかとぼんやりと感じていました。

今となっては、少しづつ考えがまとまってきて、仕事を通して少しでも多くの人に貢献し、人格形成の場としたいと考えています。

 

大手=安定という神話の崩壊

さて、話を冒頭に戻して、就職活動を控えた学生の多くは大企業志向(ご多分に漏れず私もそうでした…)だと思います。

確かに、大企業は優秀な人材が多く、同僚から刺激を受け、業務もシステマチックで自分の経歴にも箔がつくでしょう。

大きく有名な組織であればあるほど、そこに「属している」という誇りと安心感を感じるのは自然だと思います。

しかし、昨今のシャープや東芝の状況を見ても、大企業に入社すれば安泰なんていう話にはなくなっています。

会計業界でもアーサー・アンダーセン解散の例もあります。

 

働き方の自由

大企業の看板の下で、大きい仕事ができるのも選ばれて入社できた人間にしかできないことなのですごいことだと思います。

ただし、組織のしがらみや細かいルールなどに縛られず自由な働き方をするには、組織に頼らずに自分に実力をつけることが大事だと感じています。

これは独立を志す人間だけでなく、会社員にも共通することではないでしょうか。

現在では、最初に就職した会社で定年まで勤めあげることは珍しいことかもしれません。

一定のスパンの中で考え方を変えたり、やり方を変えたり、バージョンアップしながら本当の実力をつけていきたいです。

 

【編集後記】

今日は、息子が手押し車を持って立ち上がることができました。

第一歩を踏み出すまでは時間の問題でしょうか?